人気ブログランキング | 話題のタグを見る

サクラシメジを求めて

russula.exblog.jp
ブログトップ
2011年 07月 19日

冬虫夏草

広島県三次市作木村・7月

山道を歩いていて見つけた冬虫夏草。
「今までもきっとこんなの、生えていたんだよなぁ。」
気にも留めていなかったので、今まで見たことがありませんでした。
先日購入した、山溪カラー名鑑「日本のきのこ」で、この冬虫夏草を見ていたおかげです。
腐葉土の上にヒョロヒョロと黄色い子実体を伸ばしているのが目に留まりました。
冬虫夏草_a0218435_2285765.jpg

「ひょっとして・・・」
掘ってみました。出てきたのはスズメバチ。「 ハチタケ 」です。
冬虫夏草_a0218435_22145451.jpg

冬虫夏草_a0218435_22154267.jpg

少し離れたところで同じ色の子実体を見つけました。
冬虫夏草_a0218435_2228433.jpg

やはりスズメバチ。
冬虫夏草_a0218435_2229663.jpg

またきょろきょろと見回しながら歩いていると、今度は先端がさっきのより赤いのを連れ合いが見つけました。
冬虫夏草_a0218435_2234381.jpg

「これもじゃろ~」 「今度は何かね??」 掘って出てきたのは・・・
冬虫夏草_a0218435_2236125.jpg

カメムシでした。帰宅して本を見てみるとちゃんと載っています。「 カメムシタケ 」です。
冬虫夏草_a0218435_22451893.jpg

「日本のきのこ」によると、セミタケ、ヤンマタケ、アリタケ、テッポウムシタケ、コガネムシタンポタケ・・・などなど、生える虫の種類によって子実体もそれぞれ違うようです。

また一つ興味の枠が広がりました。山歩きの楽しみが増えました。次に見つけるのは、カブトムシ?オニヤンマ?

by sakurasimeji | 2011-07-19 22:56 | オフィオコルジケプス科


<< 「 アイタケ 」      ナデシコが勝ったからまぁいいか・・・ >>