2012年 01月 21日
山と渓谷社発刊「山溪カラー名鑑 日本きのこ」、初版発行から20余年を経て、大幅な改訂が行われました。改訂版によると、大きく変更された最大の理由は、DNA情報が菌類の分類にも活用されるようになったからで、これまでの子実体の形や胞子の色・形状などの形態的特徴を重視した時代からは想像も出来ないような新しい分類体系が提唱されるようになったから、ということです。 それも当然のことのように思います。今までキノコの世界はまだまだ不明のことが多く、時代の流れから大きく後退していました。DNA情報を活用されるようになったのは1990年代後半ということですから、やっとキノコ界も現代の科学技術を駆使して、正確な解析が行われるようになったのです。 当たり前のことと思う反面、見た目でしか判断できない私にとってはますます同定が難しくなったような気がします。山の中で、形を見て色を見て「どのキノコだろう」と想像して楽しんでいた私にとっては、自然を楽しむというより科学の世界に行ってしまった感がして、ちょっと複雑な心境です。が、私は私なりの楽しみ方で、これからも大好きなキノコを追いかけようと思います。 私が主として参考にしていたこの本の改訂に伴って、新しくブログを開設しなおそうかとも思いましたが、やはり今までUPした写真をすっかり過去にするのももったいないので、一つ一つ過去ブログを見直し、本に準じて修正していこうかと思っています。ちょうど今時期はキノコの最盛期ではないので、ぼちぼち地道に見直します。 テングタケ科 タマゴタケ
by sakurasimeji
| 2012-01-21 08:12
| etc
|
アバウト
カレンダー
私のメインブログ 「深呼吸をしながら」にも訪問してみて下さい。
↓ 外部リンク
以前の記事
2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 カテゴリ
全体 アカカゴタケ科 アカキクラゲ科 アンズタケ科 イグチ科 イッポンシメジ科 イボタケ科 ウロコタケ科 オキナタケ科 カレエダタケ科 キクラゲ科 キシメジ科 クチベニタケ科 クロサイワイタケ科 クロチャワンタケ科 コウヤクタケ科 サルノコシカケ科 シロキクラゲ科 シロソウメンタケ科 スエヒロタケ科 ズキンタケ科 スッポンタケ科 タチウロコタケ科 チャダイゴケ科 テングタケ科 テングノメシガイ科 ニンギョウタケモドキ科 ヌメリガサ科 ノボリリュウタケ科 バッカクキン科 ハラタケ科 ヒダハタケ科 ヒトヨタケ科 ヒポミケスキン科 ヒメキクタラゲ科 ヒメツチグリ科 ヒラタケ科 ピロネマキン科 フウセンタケ科 プロトファルス科 ベニタケ科 ホウキタケ科 ホウライタケ科 ホコリタケ科 マンネンタケ科 モエギタケ科 ラッパタケ科 不明 etc マツバハリタケ科 所属科不明 タマバリタケ科 ガマノホタケ科 シジミタケ科 所属科未確定 カンザシタケ科 マクカワタケ科 ニセショウロ科 タマチョレイタケ科 シワタケ科 フサタケ科 ツガサルノコシカケ科 ディプロシスチジア科 ボタンタケ科 オフィオコルジケプス科 ノムシタケ科 イチョウタケ科 ツキヨタケ科 タバコウロコタケ科 アミガサタケ科 チャワンタケ科 ベニチャワンタケ科 未分類 タグ
茶色いキノコ(66)
白いキノコ(45) オレンジ色のキノコ(32) 黄色いキノコ(30) 黒いキノコ(20) 灰色のキノコ(19) 不明(18) 赤いキノコ(18) ベージュ色のキノコ(14) 紫色のキノコ(14) 冬虫夏草(11) 多色のきのこ(11) その他(9) ピンク色のキノコ(5) 青いキノコ(5) 黄土色のキノコ(3) エンジ色のキノコ(2) 極小キノコ(1) 多色のキノコ(1) 藍色のキノコ(1) 最新の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||